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●Top/Prologue ●施設概要/交通 ・交通ワンポイント ●コラム 1.オリスタとは 2.スタンド概要 3.内外野スタンド 4.フィールド 5.問題点 6.主な公式戦 7.人工芝 8.おわりに ●過去のプロ野球 2004年 2003年 2002年 2001年 2000年
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| 人工芝 「多目的利用」と「異常なまでのハイバウンド」 | ||||||||||||||||||||||
| だが、盛り上がっているのは、何も競技者ばかりじゃない。 一般利用でも、オリンピックスタジアムの人気は非常に高い。市民・県民の間でも、長野冬季五輪の開閉会式場となり、プロも試合を行う場所ということで「ぜひ、オリンピックスタジアムで試合をしたい」と希望するチームが多く、開場した00年、ナイター利用開始日の5月1日から、高校野球・夏の県大会がある7月上旬までのナイター一般利用日は、すべて予約で埋まってしまうほどの大人気。4月4日の一般利用受付初日には、何と前日からの徹夜組まで出たという、人気の過熱ぶりである。利用者の中には、プロ公式戦仕様のフル点灯(1時間10,000円)を使用するチームもあり、ナイターを楽しんでいるという。 人工芝の利点でもある「多目的利用」に関しても、その機能性が発揮されつつある。 既に毎年恒例となった、長野に春を告げる市民マラソンイベント「長野オリンピック記念・長野マラソン」。山ノ内町の道の駅・北信州やまのうちにあるオリンピックメモリアル聖火台前がスタート、そしてこの長野オリンピックスタジアムがゴール。国内・海外の招待選手も参加する、本格的なフルマラソンだ。NHKでも全国中継されるなど、徐々に市民マラソンとしてのネームバリューを高めつつある(04年度は長野市街地コースに変更)。 ライブ会場としては、01年8月22日にDA PUMPが使用している。DA PUMPは01年夏、千葉マリンスタジアムや国営長岡丘陵公園など、全国8箇所で野外ライブツアーを行ったが、ラス前の7本目が、このオリンピックスタジアムだった。 しかし残念ながら、夜間の野外ライブの会場としては当分の間、使われることはなさそうだ。このDA PUMPのライブの際、騒音に関する苦情が周辺の住宅地から数多く寄せられたという。結局長野市サイドは「ライブでの使用は無理」と、野外ライブでの使用許可を原則として認めない方針を取ることになってしまった。 とはいえ、県内の音楽ファンなどの間では期待論が根強いという。再び実現するには、まず周辺住民の理解を得る必要があるだろう。 また他方、競技面では、人工芝についての問題点もいくつか指摘され始めている。 プロの各選手からは比較的好評を得ているグラウンドだが、まだ人工芝に慣れていない高校生などは苦戦しているようだ。人工芝は打球が速い。守備面でも、球際で踏ん張りが利かず滑ってしまうことがあるという。 00年夏の高校野球県大会準決勝、松商学園−東海大三は雨上がりのグラウンドが明暗を分けた。濡れた人工芝はより打球が速く、より滑りやすくなる。それを象徴するシーンがあった。 1回裏・東海大三の攻撃。一塁走者の井口は飛び出したところを牽制され、挟殺網にかかった。そして、挟まれるうちに人工芝に足を滑らせて転倒、タッチアウトとなった。一方、松商は堅実に試合を運んで、結局初回の6点が効いて7回コールドで決勝に進出した。 人工芝でのゲームが多い東京や神奈川の高校生は、普通のメタルスパイクの他、樹脂製のスタッドスパイクやラバー底のグラウンドシューズも用意しているという話を聞いた。また、身体のメンテナンスでも気を使うという。今後、長野の高校球界では、人工芝対策が課題となるだろう。 また、導入されている人工芝自体も非常にバウンドが高いため、各方面から指摘を受けている。外野フェンスの高さはラバー2.3、ネット1.7の計4mあるのだが、これまでに行われた公式戦では、グラウンドで高く弾んだ打球がこのフェンスを越えてスタンドインし、エンタイトル二塁打となるケースや、外野飛球が変則バウンドをして野手の頭上を抜けるケースなど、ハイバウンドにまつわる事例が多発している。一部では人工芝のバウンド高や踏圧などについて基準を設けるべきだとする動きもあるが、5m近くハイバウンドするというのは、いくら何でも異常過ぎる。今後に向けて、何らかの対策が必要だと思う。 |