| ●7月2日(水) 横浜−ヤクルト |
| 16回戦(ヤクルト 11勝5敗) 18:00、15,000人 |
| S |
|
1 |
2 |
4 |
|
0 |
1 |
0 |
|
0 |
1 |
0 |
|
9 |
| YB |
|
0 |
0 |
0 |
|
0 |
0 |
0 |
|
0 |
1 |
0 |
|
1 |
| 勝 |
石 川 |
6勝5敗 |
| S |
|
|
| 敗 |
三 浦 |
3勝3敗 |
| HR |
ベッツ |
10号(1、三浦) |
|
|
11号(2、三浦) |
|
土 橋 |
3号(1、三浦) |
|
ラミレス |
23号(2、三浦) |
|
小田嶋 |
1号(1、石川) |
|
この年、オリスタのセ公式戦は2試合。横浜−ヤクルトは、松本との2連戦(松
本は下記参照)の2戦目。前夜、ヤクルトは松本での試合後、長野の宿舎に向かう
バスの車中で「仁義なき戦い」のビデオを鑑賞。伊東投手コーチのセレクトだっ
たが、皆、真剣に見入っていたという。
先発は、横浜・三浦、ヤクルト・石川。ヤクルトは初回、ラミレスの遊ゴロの
間に先制すると、2回はベッツの右翼10号ソロ、土橋の左翼3号ソロと2者連続本
塁打で2点を追加。3回にもラミレスの左翼23号2ラン、ベッツの2打席連続となる
右翼11号2ランで、三浦をKOした。この序盤の7点で横浜を圧倒したヤクルトは、
5回、土橋の右前適時打、8回はラミレスの右中間適時二塁打で加点。ラミレスは
この試合、2安打4打点。独走態勢の打点80、本塁打でT.ウッズ(YB)と並び、打率
も.350と、トップの今岡(T)に7厘差とし、三冠を射程圏に。投げては石川が散
発6安打無四球。横浜を、小田嶋のプロ初となるソロ1本による1点だけに抑え、
完投で6勝目を挙げた。
ヤクルトは、51年の巨人以来52年ぶりとなる、4試合連続2桁得点のプロ野球タ
イ記録こそ逃したものの、シーズン最多タイの4連勝で中日、巨人と並んで2位に
浮上した。
一方の横浜はまたも泥沼で、シーズン5度目の5連敗を喫した。
|
| ※7月1日(火) 横浜−ヤクルト(松本市野球場・18:01、13,000人) |
15回戦(ヤクルト 10勝5敗)
| S |
0 |
0 |
0 |
|
4 |
7 |
0 |
|
11 |
| YB |
1 |
1 |
3 |
|
0 |
0 |
0 |
|
5 |
<6回終了 降雨コールド>
| 勝 |
山 部 |
1勝 |
| 敗 |
ホルト |
3勝9敗 |
| HR |
金 城 |
7号(1、ベバリン) |
|
古 木 |
13号(1、ベバリン) |
|
佐 伯 |
10号(3、ベバリン) |
|
稲 葉 |
10号(1、ホルト) |
|
鈴 木 |
11号(1、ホルト) |
|
横浜−ヤクルトの長野シリーズ1戦目。松本では3年ぶりの一軍公式戦は、試合
前から降り続く雨に、途中試合が15分間中断するなど、天候に祟られた。
横浜はホルト、ヤクルトはベバリンの先発。横浜は初回から3回まで、ベバリ
ンに3本塁打を浴びせる一発攻勢で5点をリードした。しかし4回、ヤクルトは稲
葉の右翼10号ソロを皮切りに、鈴木の3試合連続となる11号ソロ、更に二死満塁
から真中の中前2点適時打で一挙4点を挙げ、続く5回も先頭の稲葉、ラミレスが
連打してホルトをKO。左腕・河原から鈴木が犠打して二、三塁とし、古田が左
翼線へ2点適時二塁打で逆転。更にベッツの右翼線適時二塁打、宮本の右前2点
適時打で着々と追加点。ここで打者一巡し、第1打席で右中間三塁打、第2打席
でソロ本塁打、第3打席でこの回先頭の右前打を放った稲葉が、右翼線へ適時二
塁打(悪送球で三進)を放ち、サイクルヒットを達成。ヤクルトは結局この回、
一挙7点を奪った。試合は6回を終わって雨脚が激しくなり、コールドゲーム。
5点ビハインドを鮮やかにひっくり返し、3番手の山部がシーズン初勝利。
稲葉篤紀の史上56人目(03年シーズン3人目)のサイクル達成には、おまけが数
多く付いた。コールドゲームでの達成は史上初、5回でのサイクル達成は史上最
速イニング。そしてこの日、近鉄−ダイエー16回戦(大阪ド)でダイエー・村松
有人もサイクルを達成(史上57人目)。同日に2選手がサイクル安打を記録したの
は日本プロ野球史上初のこと。「信じられない。狙って打てるもんじゃないで
すから。みんながつないでくれたから、僕もつなごうと必死だった。4打席目は
ベンチから“二塁打、二塁打”と煽られてしまった」とはにかんだ。
自身も76年7月9日にサイクル安打をマークしている若松監督は「よう打った
ね。4打席でなんて珍しいし、難しいよな。俺がやったときは(達成が)8回だっ
た。相当集中していないとな」と賞賛。八重樫打撃コーチも「リーチ一発ツモ、
それも四暗刻単騎待ちだな」と、4打席での達成を麻雀になぞらえて喜んだ。
因みに、ヤクルトの松本市野球場での勝利は、球場こけら落としとなった、
91年6月25日の巨人戦(16−5)以来、12年ぶりのこと。
|
|