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Ver.1.9
12/07/2003



 サスペンデッドゲーム…。何か聞き慣れない言葉である。


 日本語にすると「一時停止試合」。
野球規則4.12で“試合途中定められた理由によってプレーの続行が不可能となったとき、
球審が後日、この続きを行って完了することを条件に一時停止する試合”と定められて
いる試合のことである。


 このルール、日本プロ野球ではパ・リーグでのみ採用されている。パの試合協定事項
によると、適用されるケースは、

 (1)照明の故障
 (2)照明設備のない球場で暗黒のため試合続行が不可能となったとき
 (3)旅行のため試合続行が不可能となったとき
 (4)観客の治安上、試合管理人が試合打ち切りを認めたとき
  ただし正式試合として試合が成立する以前に打ち切られた場合、および9回
   または延長回の表裏を終わって両チーム同点の場合は適用されない

となっている。
 尚、94年以降は、日没の場合、つまり前項のうち(1)(2)に該当するものは、セ・パと
もコールドゲームとなる。ただ近年は、照明設備のない球場で公式戦が開催されること
が以前に比べて少なくなっていることもあって、発生率は極めて低い。
 他、(3)にしても、現在は全国各地とも交通網が発達し、宿泊施設も充実。また無理
な試合日程が組まれることもなくなったので、発生の心配はない。(4)にしても、余程の
ことがなければ可能性は皆無だ。


 パ・リーグの公式戦では史上過去8回、サスペンデッドゲームが適用されている。その
8番目、つまり史上最新、そして恐らく史上最後となるであろうサスペンデッドは、ここ
新潟県で記録されたものである。




もくじ
第1章(上)
雨と設備が、ゲームセットを奪い去った
第2章(下)
続行分までもが雨天中止に




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